学校を出て おまえに出会った
朝 おまえに乗って戦場に向かい 夜 おまえに乗って家に帰る その繰り返しを幾星霜
戦いと安息の間を おまえと共に走った 永くて短い40年 おまえとおさらばしたくて たまらなかった
けれど 今 無性におまえが恋しくなる時がある 今ごろになって 気づいたよ 間違いなく あのリズムで 俺は生きてきた
くたびれちまった この俺を この俺を 乗せてくれる隙間はあるかい?
憂鬱と疲れ ささやかな誇りを乗せて おまえは走り続ける 俺がいなくても